お知らせ

2025.04.15

ガスレビュー No.1054号(2025年4月15日)を発刊しました

記事の見どころ

【検証】
埼玉・八潮の道路陥没事故で酸素利用は拡大するのか?
硫化水素を抑制する酸素注入方式、全国約50ヶ所で採用中
1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故は下水管が損傷して穴が開き、そこに道路下のとてつもない量の土砂が流入したのが原因だ。
しかし、現時点でなぜ下水管が破損したのかは分かっていない。 下水管が破損する理由はいくつか考えられる。耐用年数が50年とされる鉄筋コンクリート製下水管の経年による劣化、地震や地盤の変化などによる管路、管壁、接合部の損傷、硫化水素が起因となるコンクリートの腐食などだ。
このうちコンクリートの腐食では、その防止を目的に硫化水素の発生を抑制するため、酸素を利用するケースがある。本誌の調べによると、この「酸素注入方式」と呼ばれる硫化水素対策は、秋田県、新潟県、滋賀県などが実施。全国ではおよそ50ヶ所の下水道で採用されている模様だ。 
そこで本誌はこの酸素注入方式に焦点を絞り、今回の事故を契機に、下水道の維持管理において、酸素の利用拡大があるのか検証した。

【容器動向】
ポストコロナ禍期の在宅酸素携帯用容器需要動向

「医療用酸素用一般複合容器」、「特認」得られれば「充填可能期限」が20年に延長へ
本誌は在宅酸素携帯用容器の出荷市場動向として、高圧ガス保安協会の容器検査統計データの内の一般複合容器の中の5リットル未満FRP複合容器酸素用データを指標としている。 
その中で昨年、少し〝異変〟が見受けられた。同容器の検査本数はここ数年、月平均4千本~5千本で推移しているが、昨年の8月から11月にかけて、8月・2千828本、9月・2千741本、10月・2千888本、11月・2千631本と、月3千本を切る状況が続いたのである
(この低迷ともいえる状況は続くのではと懸念されたが、その後は、12月・4千768本、2025年1月4千955本、2月・6千158本と回復しているし、2024年は1月から7月まで前年を上回る月が多かったせいか1~12月の検査数量の合計は5万4千152本、平均4千512・6本と前年(5万3千164本、4千430・3本)を上回ってはいる。
それにしても昨年の8月から11月の、ここ数年になかった〝激減〟は何だったのであろうか。

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