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No.1012号
2023.07.15発行
ガスレビュー No.1012号（2023年07月15日）
ECHA、PFAS規制を25年から実施か？
半導体、電子、自動車、機械、医療、食品そして産業ガス
あらゆる産業に影響は避けられない
PFAS（パーフルオロアルキル化合物）は有機フッ化物質の総称であり、半導体製造から食品包装まで幅広く使用されている。そのPFASだが、難分解性および生物蓄積があることが問題視され、欧州化学品庁（ECHA）はREACH規制に加える動きがあり、25年に規制の採択に向かうと想定されている。
食品ガスのブレンドニーズに応える今どきのガス混合装置
現在、ガス混合装置は食品分野で販売が伸びている模様だ。この商品はなかなか壊れず、市場には旧式の製品が多かったが、最近になって新製品を発表したところが多い。この活発化にはどのような背景があるのか。
外資上陸が呼び込んだ半導体旋風
進出企業多数で新規需要創出に期待
建設工事が進むTSMC系の新工場JASMは、建屋自体に加え、立ち並ぶCE等もそのスケールの大きさを物語っている。関連企業向けのガス・溶材、設備工事を受注したガス企業もあり、既に稼働前から域内のガスマーケットの底上げに寄与しているようだ。
目次
市場動向
3
・ECHA、PFAS規制を25年から実施か？
国内市場
5
・大陽日酸、半導体工場向け精製装置の製造体制を国内外で強化
・岩谷産業、イワタニR&Dフォーラムで最新の研究成果をPR
・ダイキン工業、MOFを使った新たな冷媒再生プロセスをベンチャーとともに開発
速報
6
・大陽日酸、ラピダスのパイロットライン向けガス設備設計者、バルクガス供給者に選定
食品ガス
7
・食品ガスのブレンドニーズに応える今どきのガス混合装置
HOT ASIA PRESS
11
・成長続ける岩谷産業の中国事業
海外市場
12
・メッサ―、メッサー・インダストリーズの全株式取得へ
・アストモスエネルギーとINPEX、中東沖合で大型LPGタンカーにバイオ燃料を供給
時事コラム
13
・IPCCシンポジウム開催
企業研究
15
・既存事業の磨き直しと海外市場の伸長で2030年1兆6千億円を目指し動き始めたエア・ウォーター
焦点
19
・「新傘下入りの独エンジ会社を強みに、欧州・中近東エリアでも液水ポンプ、ASUの販売・サービスを拡大する」日機装 瀬野智之 インダストリアル事業本部市場開発部グループリーダー
地域市場再発見・
20
・外資上陸が呼び込んだ半導体旋風
総会
33
・JIMGA、2023年度定時総会開催
流通回路
35
・岩崎酸素、新本社開設
・東京高圧山崎、創業50周年
・記念講演会＆懇親会開催
・兵庫県高圧ガス協同組合、第63回通常総会開催
・近畿高圧ガス容器管理委員会、23年度定時総会開催
短信
36
・藤井商事、藤井基博会長お別れの会開催
経営
36
東邦アセチレン、第89回定時株主総会開催
DATA
37
・23年1Q溶接ロボット生産台数
最新工業ガス関連株式市況
37
ガスレビュー指標
38
・ガス編
決算
39
・星医療酸器
・大丸エナウィン
・フクダ電子
組織人事
40
・エア・ウォーター
・日東工機、社長交代
・ティーエムエアー、社長交代
・コフロック
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