【カーエアコン冷媒】「134a代替ガスの最右翼その名は「1234yf」

9月に長期毒性試験の結果公開見通し
炭酸ガスとの対立に終止符か！

温暖化問題を抱えるカーエアコン冷媒134aの代替ガスがようやく決まりそうだ。
ハネウェル―デュポン連合は今年6月、米アリゾナ州で開かれた米国自動車協会（SAE）主催の代替冷媒シンポジウム（通称・フェニックス会議）で、新冷媒「HFO1234yf」を発表。ルノー、プジョーなどがこのガスを「現段階で最も環境に優れる冷媒」と評価した。
このガスに残されている長期毒性試験の結果も9月ごろに公開される予定で、結果が良好であれば、一気に134a代替冷媒の最有力候補に浮上する見通しとなっている。

【9月1日「防災の日」特集】年間100億円強のガス検知器マーケット

毎年9月1日の「防災の日」は、1923年（大正12年）のこの日に起きた関東大震災の教訓とこの時期に起きやすい台風への注意を促す意味が込められて60年に制定された。制定から48年目に当たる今年6月、東京ビッグサイトで「東京国際消防防災展2008」が開催された。消防防災に関連するガス関連機器も多く、今回は「ガス検知器」市場をクローズアップした。

【国内市場】大陽日酸、医療ガス配管などのメディカル事業を強化

医療ガス配管商社に出資、医療ガス配管、在宅機器メンテ会社を設立

大陽日酸（松枝寛祐社長）は、医療ガス配管設備などの貿易商社シーヴェスト（福岡県北九州市、宮武伸起社長）の株式を5月20日付けで78・4％取得した。また日本メガケア、千代田と共同出資で医療ガス配管事業会社「ティエヌメディカルエンジ」を設立した。加えて8月1日付けで在宅酸素濃縮器などのホームケア機器のメンテナンス、患者ケアサポートを行うメガケアサービス関西を設立した。