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No.659号
2008.11.01発行
ガスレビュー No.659号(2008年11月01日)

【市場分析】エレクトロニクス機器に急ブレーキ!!
消費不透明で設備投資縮小
浮上するIT不況の再来懸念
エレクトロニクスガス関連機器市場が悲鳴を上げている。今年は01年から02年のIT不況の再来という悪夢が現実のものとなるかも知れないからである。最悪、市場半減もありうる状況に陥った。
今年夏以降、液晶やプラズマディスプレイなどの大型テレビの北京オリンピック特需も期待はずれに終わり、そこにアメリカ金融不安による世界的な株安に陥り、不況感が一気に強まった。
【国内市場】大陽日酸メジャークラブ全国大会開催
大陽日酸(松枝寛祐社長)の特約店組織である大陽日酸メジャークラブの全国大会が10月17日、大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテルで開催された。パートナー会、LPガス会、メディカル会の特約店180社の代表者、大陽日酸幹部、大陽日酸直系グループ9社の代表者ら352人が参集、盛大な懇親パーディーを行った。
【地域市場再発見・長野、山梨】液体酸素、窒素で年間7200万m³の
甲信地区ガス市場
エア・ウォーターは、来長野・山梨の工業ガス市場は長らく精密機器産業を中核に安定した需要を形成してきたが、ここ数年ユーザーの集約化による影響が目立っている。
【米国工業ガス市場】10年間で6%シェアアップした下部流通ビジネス(DTB)
M&Aに参入したエアガス、プラックスエア、マチソントライ等
米クライオガス・インターナショナル誌のリポートによると、米国のガス市場でも日本同様、ディーラーが強い存在感を示している。この数年のエアガスの相次ぐM&Aは、本誌でも既報しているが、地域に密着し、オペレーションの効率化、収益性の増加を狙いメーカーによるディーラーの、またディーラー間のM&Aによる集約化が進んでいる。
【エレクトロニクスガスインタビュー】「3次元集積と高機能ロボット」
「ミスター半導体」-牧本次生氏(大陽日酸顧問)が語る
半導体産業の未来性
牧本次生氏は半導体産業を最も知る日本人の一人である。日立製作所の半導体事業立ち上げと同時に入社。その後、50年近く一貫して半導体とともに歩んできた。その間の隆盛と凋落など全て技術者として、かつ経営者として最前線に立ってきた。日米半導体協定の締結から終焉に携わり、日立製作所とソニーの半導体事業のトップを経験してきた。まさに「ミスター半導体」である。牧本氏と8月末に半導体産業とガスの未来について、インタビューする機会を得た。
ガスレビュー目次
時事コラム
10
・新コスモス電機、都市ガス用高感度ガス識別装置積極展開
海外市場
19
・エアプロダクツ、東欧での事業拡大
・帝人ファーマ、米で医療機器プロバイダー買収
・リンデ、豪のLPG会社を子会社化
HOT ASIA PRESS
20
・住友重機械工業、韓国に営業所開設
短信
20
・千代田精機、国際フロンティア産業メッセ出展
新冷媒を語る
23
・「1234yfは次期カーエアコン冷媒に最も近い存在」(社)日本自動車工業会 環境統括部 谷口実統括部長
流通回路
25
・小池酸素工業、08年秋のプライベートフェア開催
・08東京国際包装展にコフロック、八洲貿易が出展
・山陰酸素工業、関西機械要素技術展にハイブリッド窒化装置出展
・HOSPEX JAPAN08開催
・大陽日酸、LEDジャパン2008出展
・ABB、三島にサービス拠点開設
DATA
27
・07年度低公害車出荷実績
最新工業ガス関連株式市況
27
・最新工業ガス関連株式市況
ガスレビュー指標
28
・関連機器編
組織人事
29
・住友精化
・リキッドガス
事故続報
29
・航空機搭載の酸素ボンベは世界標準のグリーン

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