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No.662号
2008.12.15発行
ガスレビュー No.662号（2008年12月15日）
【CO2特集】再編でメーカー機能強まった炭酸ガス業界
液炭伸び悩みでドライの成長率優位時代に
日本国内の生産、生活活動で大気中に放出される炭酸ガス量は年間13億tである。
炭酸ガスは大気に放出される前に製品化し、再利用されるガスで液化炭酸ガスが年間80万t、ドライアイスが同30万t、合計で100万t強の炭酸ガスが製造されている。
ここ数年、炭酸ガスを取り巻く環境の変化について、炭酸ガスメーカーのトップに訊いた。
【国内市場】大陽日酸
来年1月からセパレートガス、電力代値上げを価格転嫁
大陽日酸（松枝寛祐社長）は来年1月から電力価格が大幅に値上がりすることを受けて、セパレートガス価格への転嫁を1月から実施する。電力会社によって値上げ幅は異なるため、北海道と沖縄を除く8電力会社平均の2円44銭を基準とする。転嫁率は明らかにしていないが、液（ローリー）で約7％、シリンダーで約10％と見られる。
【地域市場再発見・山陰】堅調から減速へ移行する市場環境
注目される太陽電池
出雲大社に神有月、集まった八百万の神々は何を話し合ったのだろうか。今回の不況は業種も地域もなく平等に訪れている。山陰も同様である。同地区のガス・溶材の販売もここに来て急速に減少が目立ち始めている。この内、バラ瓶ガスは春先から停滞感が見られ、液やオンサイトも9月以降落ち込みが目立ち始めている。
ガスレビュー目次
セミコン・ジャパン2008年
13
・オープニングキーノートで国内外半導体経営トップが会見
MIP・VIP
14
・「市川工場売却、20％コストダウンの新工場投資」小池哲夫 小池酸素工業社長
・「山陰の歴史をビデオにまとめた」並河勉 山陰酸素工業社長
医療ガス市場
18
・医療の安全に関する研究会開催
流通回路
19
・小池酸素工業「プライベートフェア」開催
・ダイオー西大阪事業所をリニューアル
・慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟、たばこ増税へ働きかけ決議
・大陽日酸、サッカークリニック大阪で開催
・フクダ電子、08年9月中間決算
・岐阜酸素、熊田新社長就任
・HOSPEX Japan開催
・計測展2008開催
時事コラム
21
・小池メディカル、緊急時の酸素供給システム発売
・SEMATECH、450ミリウェーハ製造技術開発を継続
・アルバックグループ、テクノフロンティア2008開催
・前川製作所、空気冷凍システム発売
HOT ASIA PRESS
22
・ソディフ新素材に経営騒動
DATE
23
・上場工業ガス企業08年度下期業績予想
最新工業ガス関連株式市況
23
・最新工業ガス関連株式市況
ガスレビュー指標
24
・ガス編
中間決算
25
・高圧ガス工業
・小池酸素工業
・東邦アセチレン
・昭和炭酸
・理研計器
・星医療酸器
財務
28
・星医療酸器、自己株買
・小池酸素工業、自己株買
組織人事
28
・岩谷瓦斯、ガスエンジニアリング会社「イワタニエンジニアリング」設立
・昭和電工
・ウエキコーポレーション
・昭和炭酸
短信
28
・岩谷産業、オリジナルカレンダープレゼント
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