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No.667号
2009.03.01発行
ガスレビュー No.667号(2009年03月01日)

【経営】小池酸素工業、日酸TNAKAと溶断機で生産提携
10月に新会社設立、
大陽日酸は小池酸素、小池酸素は日酸TANAKAの株式所得
小池酸素工業(東京都墨田区、小池哲男社長)と大陽日酸(東京都品川区、松枝寛祐社長)は、溶断機器の開発と生産を共同化する新会社を設立し、資本の持ち合いも含めた全面的業務提携の検討を開始した。
小池酸素工業と大陽日酸の連結子会社の日酸TANAKA(埼玉県入間市、吉田和宏社長)の2社の溶断機器の開発・生産部門を統合するもので、新会社の設立は10月1日を目処とする。
【国内市場】エア・ウォーター
キャパシタ電極シート事業へ進出
巴川製紙所と共同で「ATエレクトロード」を設立
エア・ウォーター(青木弘会長)は3月6日付で、高機能材料メーカーで特殊塗工技術を持つ巴川製作所(東京都中央区、井上善雄社長)と共同出資で「ATエレクトロード」を設立した。今後、成長が見込める電気二重層キャパシタ・電池用電極シートの製販事業に本格参入する。
【ソース動向】急落する液プラント稼動率
昨年11月からアルゴン6割、酸・窒素7割に
「鉄鋼依存」から抜けきれないジレンマも
液生産プラントの稼動率が昨年11月以降、月を追うごとに落ち込んでいる。特に鉄鋼オンサイトは粗鋼生産の減産により、パイピングガス酸素の消費量が大幅にダウンし、併産される液酸・窒素、液アルゴンの生産量もピーク時に比べて3割から4割急減している。ガスメーカーが保有する液プラントも平均で2割前後の落ち込みを見せている。
【焦点】昭和電工との合弁関係解消の理由
「互いの戦略の変化と尊重が合弁関係解消の引き金に」
―鏑木正東京ガスケミカル社長
共同運営の工業ガス販売会社「TG昭和」との合弁関係を5年目にして解消した業界をアッといわせた東京ガスケミカルと昭和電工。どのような事情があったのか、まずは鏑木正東京ガスケミカル社長に聞いた。
ガスレビュー目次
経営
3
・小池酸素工業、日酸TANAKAと溶断機生産提携に基本合意
国内市場
5
・工業ガスに影を落とす半導体・液晶関連の倒産
時事コラム
12
・マルエスグループ、姫路に物流新会社設立
・東京ガスケミカル、三菱化工業、日本ファーネス3社、優秀エネルギー機器表彰受賞
・「エレクトロニクス産業用ガスの安全に関する講習会」開催
・CRC西日本、累計処理本数16万本突破
・エア・ウォーター防災と美和医療電機提携強化
市況
12
・電力を狙え、円高・原油安効果。230億円/月
医療ガス市場
14
・改正薬事法省令公布、パブコメ公表
水素・燃料電池
15
・世界唯一の密閉式火災試験設備を備えたJARI,Hy-SEF
・産業競争力懇談会(COCN)フォーラムで、水素開発の産官学組織設立を提言
・九州大学学術研究都市、水素で企業誘致
技術レビュー
18
・三菱電機、世界最高効率多結晶シリコン太陽電池など
・環境・省エネ開発製品を紹介
流通回路
19
・平成20年度省エネ実施優秀事例表彰式開催
・全溶連、第2回理事会開催
・大宝産業、可搬式超低温容器輸入20周年記念チャート工場視察旅行
・「水素先端フォーラム2009」福岡で開催
・サイサン「ガスワンecoプロジェクト」発進
・大丸エナウィン組織人事
DATA
21
・08年ヘリウム輸入実績
最新工業ガス関連株式市況
21
・最新工業ガス関連株式市況
ガスレビュー指標
22
・ガス編
決算
23
・100億の売上と250億の利益が消える、下方修正相次ぐ
・昭和電工
第3四半期決算
24
・エア・ウォーター
・岩谷産業
・高圧ガス工業
・小池酸素工業
・住友精化
・昭和炭酸
・東邦アセチレン
・関東電化工業
・新コスモス電機
・理研計器
・星医療酸器
・帝人ファーマ
・フクダ電子
・ダイヘン
組織人事
29
・住友精化

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