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No.682号
2009.10.15発行
ガスレビュー No.682号(2009年10月15日)

【深層探査】生産技術リース品流出に脅える溶接機市場
民事再生案で複数社とM&A交渉中ト
7月9日に民事再生法の適用申請を行なった生産技術(富山市婦中町、堀辺峻雄社長)の経営再生計画案の提出期限がこの11月30日に迫っている。
かつてない膨大な量の溶接関連製品を抱え、経営が行き詰ったリース大手企業に何が起きたのか―関係者の証言をもとに機器販売業界への少なからぬ影響についてまとめてみた。
【チャイナ・レポート】“国営資本主義”長江ガスマーケットV字回復
「家電」「汽車」「農機」、総額8000億円の下郷策が奏功
シャープ、日産、コマツなど相次ぎ大型投資
10月1日に建国60周年を迎えた中華人民共和国の北京では、滞在中、郊外に出入りする全ての車両が規制されるなど、物々しい厳戒態勢にあった。一方、同国の経済状況は08年11月に発動した4兆元(約55兆円)の景気刺激策が本格化し、内需を拡大させている。こうした景気刺激策は長江デルタ地域のガス市場をたった半年の間に回復させてしまった。文字通りV字回復した長江ガスマーケットの最前線をレポートする。
【マーケティング】世界を駆け巡る日本製鉄道車両
年間80万m3の溶接アルゴン需要高止まり
アジアや米国からの受注が活況で全国の車両メーカーの溶接用アルゴン需要は年間80万m3の高水準で安定している。鉄道車両向けのガス需要は液晶や鉄鋼の様な大型ユーザーとは違い、消費量が少なく、また劇的に変化する市場ではない。しかし、交通機関という公共的な側面が強いため、景況による影響が少なく不況に強いガス需要の分野となっている。
ガスレビュー目次
国内市場
5
・大陽日酸グループ、サーンテック、ニチゴー日興2010年1月合併
・KOIKE&TANAKA、設立延期
・昭和電工、昭和炭酸を完全子会社化
・関東電化工業、高純度塩素事業に参入
・大陽日酸、ヘリウム値上げ
・京都府と府高圧ガス溶材組合、「容器保安対策指針マニュアル案」発表
・RFタグ、高圧ガス容器向けに改良
特集・拡がるUCT-ウルトラ・クリーン・テクノロジー
11
・無塵から無菌へ「容器クリーン技術」の新たな地平とは何か
流通動向
15
・シリンダーガス停滞で充填所投資もブレーキ
GRIO-ガスレビュー市場観測-
19
・ガス回復の足は予想よりも遅れ気味。下期も先行不透明でのスタート
流通回路
21
・岩谷産業、近畿地区3ヶ所で溶接関連展示会連続開催
・小池酸素工業、プライベートフェア開催
・江藤酸素、「どんと感謝大バザール」開催
・ダイヘン、新製品3機種発表
・岩谷産業、水戸で省エネセミナー開催
・水素エネルギー協会特別講演会開催
時事コラム
23
・大陽日酸、NEDOのiPS細胞産業化プロジェクトに参画
・山武、カンパニーの部門統合
・CEATEC JAPAN2009開催
海外市場
24
・ハネウェル、欧洲で1234yf特許内定
HOT ASIA PRESS
24
・リンデ、上海にR&Dセンター設立
・エアプロダクツ、サウジ国営石油向けでサムスンエンジとASU供給契約
DATA
25
・09年上期粗鋼生産向け酸素消費量
最新工業ガス関連株式市況
25
・最新工業ガス関連株式市況
ガスレビュー指標
26
・ガス編
組織人事
27
・エア・ウォーター、地域事業会社北海道を除き全国8ブロックに再編
・大陽日酸
・新コスモス電機
・日本液炭
決算
28
・住友精化、中間決算利益上方修正

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