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No.706号
2010.10.15発行
ガスレビュー No.706号（2010年10月15日）
【市場分析】新瓶買い控えで見直される容器検査の“専門力”
西の三保産業はフル稼働、中部の日東高圧、東の東京容器検査も堅調
国内成熟化、国内製造業の海外移転などによるシームレス中容器の新瓶投入抑制で容器再検査の役割が今後増すのは確実である。
これを背景に容器再検査会社では現在好調な容器検査の受注を抱えている。
【液化炭酸ガス・ドライアイス特集】猛暑効果の裏で無気味に迫るソース消滅の不安
2010年液化炭酸ガス70万トン台回復、ドライ3％成長見込み
今夏の記録的な猛暑は液化炭酸ガスやドライアイスの需要増に貢献し、これら回復の原動力の1要素ともなった。しかし、炭酸ガスメーカー各社は石油・化学メーカーなどのソース元の供給状況に日々不安を募らせている。
【市場動向】猛暑需要を捕まえ切れず…エアコン冷媒R410A
20％増でもブレンドメーカー顔色冴えず原料不足が響く
極度の暑さに見舞われた日本ではエアコン販売の絶好調で、肝心の冷媒ガスR410Aの需要は20％程の増加となった。一方で原料のHFC125・32の玉不足という問題が加わっており、楽観視出来ない状況にある。
【アメリカンマーケット】米国セパレートガスレポート、総供給能力40万t/日で推移
液取りプラント能力は7万5千トン/日
本誌と業務提携する米クライオガス・インターナショナル誌では米セパレートガス供給力はASUベースで前年比横ばいとし、鉄鋼・化学の落ち込みを電子・食品関連がカーバーした格好となった。総供給力シェアではエアリキード、プラックスエアが拮抗している。
ガスレビュー目次
技術レビュー
10
・ビールだけじゃない、日本酒でもCO2利用の可能性
・明大のマイクロバブルCO2殺菌法、日本酒で効果確認
GRIO
11
・ガスレビュー業界観測 2010年6月～9月
・鉄鋼、半導体など堅調もガス需要先行き不透明
超伝導技術最前線
13
・液体窒素が冷媒インフラになる
・次世代電力ケーブル
国内市場
15
・日酸TANAKA、ガス供給関連部材製造8年ぶり再開
・エア・ウォーターグループ、本年11月よりRFタグ実運用開始
・殺菌ガス懇話会、使用済み滅菌ガス容器回収キャンペーン実施
・大陽日酸グループのソフトウェア会社、ジャパン・サービス、経営シミュレーションソフトウェア発売
時事コラム
18
・シーテックジャパン2010開催
HOT ASIA PRESS
21
・ダイキン工業、中国HFC125製造工場オープニングセレモニー開催
インタビュー
22
・「永遠のサラリーマンに未来はない。ベンチャー精神で切り拓け」 中村修二教授、米沢で講演
流通回路
23
・江藤酸素、どんと感謝大バザール開催
・ジャパン・エア・ガシズ、営業車にハイブリッドカー導入
・独、ヴィット・ガステクニック、タイセイ商事と提携
・十合刈谷酸素、新体制決まる
・大丸エナウィン、アクアボトリング新工場、来春稼働
・サイサン、ガスワンサミット開催
・KHK東北支部事務所移転
DATA
25
・2010年度国内光ファイバーケーブル需要見通し
最新工業ガス関連株式市況
25
ガスレビュー指標
26
・ガス編
組職人事
27
・大陽日酸
・エア・ウォーター
・日本液炭
・住友精化
決算
27
・エア・ウォーター、住友精化第2四半期上方修正
短信
27
・岩谷産業、カセットコンロ新製品
訃報
28
・岩谷産業川上晋司常務死去
・東京酸素、酒井正人社長死去
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