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No.709号
2010.12.01発行
ガスレビュー No.709号（2010年12月01日）
【原子力ガス動向】インフラ輸出の目玉、ヘリウム原子炉発電開発進行
第4世代の原発で浮上した冷却、熱交のヘリウム利用、水素の併産も可能
次世代原子力発電システムの有望株としてヘリウムを用いた超高温ガス冷却炉（VHTR）、ガス冷却高速炉（GFR）の応用が現実となりつつある。
その一方で中国、韓国などがVHTR建設で追い上げを見せており世界中で商戦が激化している。
【シンガポールガス市場 その①】GDPの1/3成長！？大人びるシンガポール工業ガス市場
政府、工業化からR&Dに舵 液化ガス市場120億円
世界の経済都市国家シンガポールの2010年実質GDPは、09年のマイナス1.9％からプラス13％～15％とV字回復を果たそうとしている。しかし、工業ガス市場は既に成熟化の様相も示しており、R＆Dや観光産業にシフトしている。
【MIP・VIP】「米国エアガスの動向には注視している」
松枝寛祐 大陽日酸会長
米エアプロダクツによるエアガス買収問題は、大陽日酸の現地グループ会社マチソントライガスにも影響は大きい。買収が成功すればエアプロダクツよる他社への事業分離の可能性が強いからで、この時の大陽日酸本体の一手に注目が集まる。
【医療ガス動向】JIMGA在宅酸素療法患者数調査結果
患者一人あたり携帯用ボンベの使用本数増加 在宅酸素患者14万3158名
JIMGA医療ガス部門在宅酸素部会によるアンケートの結果、2010年の在宅酸素療法利用の患者数はほぼ横ばいだったが、一人あたりの携帯用酸素ボンベの平均使用本数が増加。医療機関の「呼吸リハビリテーション」の推奨が携帯用の使用増に繋がったようだ
ガスレビュー目次
特集・プレセミコン2010
13
・―細胞死から変態へ― エレクトロニクスガス・機器市場「東アジアに進路をとれ！」最新ガス・機器出展動向
組織人事
23
・ハムレット・モトヤマ・ジャパン、元理研計器の佐藤好弘氏が営業副本部長兼国内営業部長に就任
短信
23
・東京酸素、酒井正人前社長のお別れの会開催
国内市場
25
・ハイケム、10年TMG販売量3倍増に
・ピュアロンジャパン、クラス1のスーパークリーンルーム新設
・ラウンドサイエンス、アルゴン移充填時の窒素濃度連続測定分析計発売
・鈴木商館、鈴商会総会開催
・カミマル、LGC・ウイヤーパックの新型運搬車発売
HOT ASIA PRESS
26
・大陽日酸、中国・大連で「キッズ理科教室」開催
流通回路
27
・マツモト産業、OWF2010開催
・ネクスト・ワン、トータルフェア2010開催
・サイサン、川本二郎氏生誕100年記念、母校に100万円寄贈
・大丸エナウィン、第2四半期決算、純利益60％増
・大阪府高圧ガス保安大会開催
・兵庫県高圧ガス大会開催
DATA
29
・上場工業ガス7社、第2四半期業績
最新工業ガス関連株式市況
29
ガスレビュー指標
30
・関連機器編
焦点
31
・好調の高圧ガス事業の体制強化、小池酸素工業 久保直樹取締役ガス部長
水素エネルギー
32
・東京都市大学、水素ハイブリッド卜ラック開発成功
水素エネルギー協会、第133回定例研究会
第2四半期決算
33
・大陽日酸
・エア・ウォーター
・岩谷産業
・高圧ガス工業
・住友精化
・小池酸素工業
・ダイヘン
・加地テック
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