【経営】大陽日酸、新中期経営計画発表

M＆Aに1000億円投下、
13年度売上高6500億円、世界シェア10％を目指す

2011年度を初年度とする3ヶ年の新中期経営計画「Gear UP 10」を2020年度までの売上高1兆円達成の第1段階と位置付けている。
米国事業の収益力強化、中国、インド、中南米の進出強化などが柱である。

【国内市場 】エア・ウォーター炭酸、
山口県に液化炭酸ガス・ドライアイス新製造拠点建設

新工場は液化炭酸ガス約9万t/年、ドライアイス約3万t/年の生産規模で、西日本地域の中核拠点となる。従来のソース先である旭化成水島のアンモニア生産撤退が背景にあり、全国規模でも今後、ソース元の統廃合に対応した新ソース確保が課題である。

【シリーズ　最新ガスアプリケーション最前線】超音速酸素ジェット噴射！酸素バーナーパワー日本救う

AW、大陽日酸、JAGが電炉向けに展開

酸素ガスの吹き込みが電炉、金属、硝子などの熱効率向上、電力、燃料消費量の削減、省人化で実績を付けている。30年前にも工業ガス関連企業は酸素PSAにより電炉のエネルギーコストダウンに貢献したが、酸素バーナーも同様の成果を生み出しそうだ。

【特集　最新エレクトロニクスガス・機器技術】プレ・セミコン2011ガスサプライヤー、
関連機器メーカー技術一覧

　東日本大震災は省エネ、節電の意識を一層強めることになり、LED照明、太陽光発電、パワー半導体、超電導の導入加速に繋がっている。これら分野にはいずれもガスや関連機器が用いられ、従来のエレクトロニクスに替わる可能性を秘めている。