【技術レビュー】次世代エネルギー利用法「自己熱再生」プロセス

バイオエタノール製造でエネルギー消費85％削減実証

新日鉄エンジニアリングが開発した今回の技術は圧縮機で発生した熱を再びプロセスに戻すもので、ASU、PSA、膜分離などの工業ガス製造工程にも応用可能である。
ガス製造コストの削減、IGCC、燃焼などの工業ガス利用の効率化にも繋がる。

【MIP・VIP】「3回目のヘリウム長期契約に調印してきた」

牧野明次岩谷産業社長

米国のシェールガス開発を背景に従来の天然ガスを源とするヘリウム供給の逼迫が目立つが、岩谷産業は米・プラックスエアとの長期供給契約に成功した。さらに来年にはカタール玉の輸入も始まる為、同社のヘリウム供給力が強まることになる。

【特集　水素エネルギー開発】2015年FCV市販化元年に向け着々準備進む水素エネルギー開発

FC　EXPOハイライト

2015年の水素ステーション100箇所計画に向け今年は投資判断の最終決定の時期となる重要な1年で、資源エネルギー庁は今年度約30億円の予算を計上した。70Mpaステーションの技術検証や商用規模の水素ステーション建設を予定している。

【地域市場再発見・東北】3・11から1年、復興に向かう東北ガス市場

福島、宮城、青森三県で火力発電所関連の需要が出ているうえ、三陸海岸や八戸地区で瓦礫の撤去、港湾、水産加工関連の設備更新、復旧工事が始まっており、溶接機材、産業機械、工業ガスの需要に結び付いている。