【夏季特集】最新ガス企業からのニュープレゼンテーション

創ガス需要に向けた取り組み

ガス及びガス関連企業は、新たなアプリケーションによってガス市場の創出に努めている。
その動きを、この一年間ガスレビュー誌で掲載された工業ガス関連技術・アプリケーションにまとめて紹介する。

【国内市場】山陽電子工業、在宅酸素濃縮装置好調

今年度出荷台数が倍増見込み

12年より市販開始したDr.酸素5ℓ機が、年初から出荷好調、総出荷台数の半分を占めるに至っている。更なる販路拡大を目的に、東京本社へ営業部隊を配置し、今後は岡山、東京の二拠点を軸に、全国的に営業展開していく方針である。

【流通回路1】小池酸素工業、「こいけ市」に向け決起大会開催

出展メーカーや支部会の会員など50名が集まり、開催概要、セミナー内容、出展製品、ノベルティー、成約記念品などの説明会が行なわれた。販売目標1億円、動員250社達成を目指す。

【流通回路2】マルヰ産業、大型太陽光発電事業に参入

6月1日より沖縄県今帰仁村のマルヰ産業用地内に「北部発電所」を建設、286．7kWの大型太陽光発電システムを稼動した。総工費約1億1千万円、シャープ製の太陽光パネル1204枚を敷設、発電した全電力は沖縄電力に売電する。

【流通回路3】サイサン、新潟ガスワン会設立総会開催

これまで新潟エリアの各販売店は、群馬ガスワン会のメンバーとして活動してきたが、新潟県内の事業環境に沿った研修会・勉強会を積極的に開催するため新たに「新潟ガスワン会」を設立、7月5日にその設立総会を行なった。