【CRC西日本10周年】容器処理の「駆け込み寺」に成長したCRC西日本

アセチレン中心に30万本をリサイクル、難物特殊ガスで110種の実績

放置容器や老朽化容器の取扱いを原因とする事故は皆無とはいかず、その一掃は業界あげての永遠のテーマ。
今年11月21日で満10周年を迎えるCRC西日本であるが、「困った時のCRC」、ガス処理に関する駆け込み寺に成長した同社のこれまでの活動をレポートした。

【市場動向】秋定修本番迎え、
夏場以上のタイト感漂う西日本の液炭供給

例年夏場に需給タイトのピークを迎える液化炭酸ガス・ドライアイスであるが、ここ数年、秋に入ってもタイト感は一向に解消しない。液炭・ドライアイスサプライヤー各社は、夏場以上の緊張感を持ち、いかに乗り切るか、対策に追われているところだ。

【焦点】「R32冷媒で先鞭をつける義務を果たした」

ダイキン工業　藤本悟CRS・地球環境センター室長

　昨年、R3（HFC32）を自社製品に全面採用していく方針を打ち出し、今年はこのエアコンを9月末時点で、国内だけでも100万台以上販売した。現在、三菱、日立、パナソニックの3社もR32採用のエアコンを発売、ダイキン工業に追随している。

【HOT ASIA PRESS1】岩谷産業、インドネシアで溶接技術セミナー開催、
アジアで3カ国目

ジャカルタ近郊に液プラント投資計画浮上

内需拡大に伴い自動車などの輸送機器市場が急成長するインドネシアで、同国の溶接技術の普及と向上に貢献する目的でセミナーを開催。更に、カラワン工業団地内にあるIIGIの充填工場内に、新ASUの建設計画があることを明らかにした。

【HOT ASIA PRESS2】大陽日酸、台湾の窒素PSAメーカーに出資

台湾のPSAメーカーで中国蘇州に製造拠点を保有する班順工業氣體科技へ出資、出資比率は3割で班順が実施する第三者割当増資の一部を引き受ける。昨夏に大陽日酸は班順と製造委託契約を結んでおり、今回の資本提携はこの関係が発展したものである。