【水素エネルギー】川崎重工業、開発進む水素サプライチェーン

小型液化水素運搬船用液化水素タンク、
日本海事協会基本承認取得

川崎重工業は2月6日、試用運転を行なう小型液化水素運搬船について、同船内貨物格納設備の基本承認を日本海事協会から取得。
水素サプライチェーン構築計画の中で、今回の基本承認取得の意義や、大量輸入される水素の活用法を訊いた。

【水素エネルギー2】岩谷産業、第8回水素エネルギーフォーラム大阪開催

トヨタ、ホンダ、日産、スズキの各自動車メーカーが
FCV開発状況と課題について講演

岩谷産業は2月10日、水素エネルギーフォーラム大阪の講演会を開催。自動車という一般の人々にも分かり易い講演テーマだったこともあり、大阪開催での過去最高となる613名の聴講者が詰めかけた。

【水素エネルギー3】加速する“水素社会”実施への取組み

電力システム改革により、
エネルギー産業に大きなパラダイムシフトが起きる

電力および都市ガスの小売り自由化などエネルギーシステムの改革は新しいビジネスモデルを構築する。その新モデルのなかで、水素・燃料電池はどのような位置付けとなるのか、水素エネルギーと水素社会の展望を訊いた。

【国内市場】エア・ウォーター、モリタホールディングスに資本出資

エア・ウォーターは2月21日、国内防災大手のモリタホールディングスに出資、同社と防災関連機器の相互開発・販売を行なっていく業務資本提携を結んだ。エア・ウォーターを割当先とする第三者割当を行い、モリタホールディングス株、173万株を自己株処分する。

【市場動向】再稼動原発に待機することとなった窒素PSA

沸騰水型がシビアアクシデント対応で常備、福島が教訓

福島第一と同じ沸騰水型の原発では、3・11の事故を教訓に、窒素PSAを配備することが原発再稼働に向けた必要条件となっている。主要な窒素PSAメーカーは活発な受注戦を展開、すでに受注を決めているところもあるようだ。

【海外市場】大陽日酸、米国炭酸ガス・ドライアイスメーカー買収

大陽日酸は、米国100％子会社、マチソン・トライガスを通じて、米国の液化炭酸ガス・ドライアイスメーカーであるコンチネンタル・カーボニック・プロダクツ社（CCPI）を2月14日、買収したと発表。マチソン社を通じてCCPI発行全株式取得、買収金額240億円。